説明
アンサンブル・ヴィラネラは1987年に北欧スウェーデンの西海岸、ヨーテボリィ市の音楽大学で結成されました。当時の音大生3人(ソプラノ2人、ギター)とその教師(管楽器各種)という組み合わせです。
メンバーは4人とも古典音楽の知識 だけでなく、歌謡、民謡ジャズにも興味を示し、ギターの音色を要として集めたレパートリーは、年代的にも800年の幅を持っています。
この様に、古典と民謡、楽譜の有無にかかわらず自由、即興性を持って音楽を作ってゆくのが、このグループの特徴です。
ヴィラネラ(村娘)とは民謡風にアレンジした音楽という意味もあるので、この グループの名前によく合っているとも言えましょう。
曲目:
1 ようこそ、美しい花の五月 (ポリツィアーノ、1480)
2 溢れるばかりの春の喜びの中で、恋の悲しみに浸る宮廷詩人達 (ヴェンタドーレ、1195/コリン・ムセー、1200)
3-5 春を謳歌する学生達
6-8 16世紀のドイツ歌曲 (ランゲ/ゼンフル)
9-12 スペインの歌曲集からヴィランチコを少々
13-15 ヴィラネラ風ドイツ歌曲 (ヴェント)
16-17 16世紀スペイン歌曲二つ (ヴァスケー)
18-20 ナポリのヴィラネラ (ノーラ)
21-23 ニンフ、羊飼い、キューピッドの牧歌 (ヴェッキ)
24-26 中世の野の花と鳥 (ランディーニ/ヴォルケンシュタイン)